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模試の結果がイマイチだったときは・・・
執筆者紹介:木村友哉
オンライン個別指導塾「医塾」代表。「生徒ファースト」の指導で、担当生徒のために年間で最大約1900年分の過去問を解き、個別指導講師として14年以上、多くの生徒を難関大・医学部へと合格させている。指導科目は生徒から要望があれば持ち前の勉強量を活かし、数学・英語・現代文・小論文・推薦対策など多岐にわたる。医塾では主に数学と小論文を担当。東京大学文3(英語・数学を担当)や、千葉大学医学部(数学を担当)名古屋大学(英語・現代文を担当)、慶應大(英語・数学・小論文を担当)など、難関国公立大学や国私立医学部に多くの生徒を合格させた実績を持つ。その他推薦対策(志望書の添削、面接対策)も行っており、筑波大学(生物資源学類)、慶應(看護、文、総合政策、環境情報)、上智大学(外国語学部英語学科)等、数々の生徒を合格させている。
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模試の結果がイマイチだったときは・・・
こんにちは、医塾の木村です。
6月になりましたね。6月は新しい環境に慣れて気持ちが緩む人や、このままで大丈夫なのか?と焦る人が出てくる時期です。焦らず勉強を続けていけば結果につながるので安心してください。
ただ、時には軌道修正が必要なこともあります。それを決めるのが「模試」ですね。
5月に受験した模試の結果が返却されているころだと思いますが、解き直しなどしていますでしょうか?よく聞く話の通りで、模試は受験するだけではあまり意味がありません。満足できない結果であっても、結果と向き合って、できなかった問題に向き合うことが合格に向けてとても大切です。
過去に合格した生徒を見ていても、彼らは最初から模試の結果が良かったというわけではありません。
この時点で模試が悪くても、最終的に逆転合格をした生徒はたくさんいます。
彼らに共通していることが「結果に向き合っていた」ということです。
「今回はなんか調子が悪くて・・・」とか「ここでミスをしちゃったけど、本当なら最後まで取れてたし・・・」と結果に正面から向き合わず、単に「今回だけ偶々うまくいかなかった」と結論づけてしまう人は実は結構多いです。(気持ちはよくわかります)
頑張れば頑張るほど、思うような結果が出なかったときに見るのが辛くなります。ただ、確実に成長している点はありますので安心して下さい。今回できなかったところを自分の課題として次に向けて修正していけば点数は伸びていきますよ。
逆に、そうした結果を直視しないと、結局次の模試でも同じような結果に終わってしまいます。そこで自分の改善点に気がつけば良いのですが、そのまま受験まで気がつかず、そのまま浪人してしまう人も多いです。
もちろん、大事なことは「模試で結果が出た・出なかった」ではなく「受験に合格するか・しないか」です。ただ、それが「模試は取れなくてよい」あるいは、「模試の結果を見なくてよい」ということではない点に注意です。
今できなくても必ず入試までにできるようになります。できなかったところは「伸びしろだ」とポジティブに捉えて前向きに勉強を進めていくことが大事ですね。
受かるためには、模試の分析と、分析結果を踏まえた勉強方針の修正は不可欠ですので、今回の結果を見て、次への反省点を挙げて、力を伸ばし、来年2月に合格しましょう。